子どもの習い事は何歳から?いつから何をはじめるべきなのか徹底調査!

お家で学べる子どもの習い事

3~4歳から習い始めるのが効果的|定番のピアノ・スイミング・英会話etc.

習い事を始める時期は早ければ早いほうが良いですが、もちろん種類によってベストな時期は異なります。スポーツ全般は小学4年生までに、ピアノは脳の発達に大きく影響するので3歳くらいから始めるのが効果的と言われています。気になる習い事の適切な時期をチェックしていきましょう。

子どもの習い事はいつから始めさせるべき?

庭の前で何かを考える女の子

教育本やインターネットを見ていると「習い事は3歳までに始めたほうが良い」などと書いていることがあります。
これは、1994年に発売された子ども教育の書籍にそのようなことが掲載されていたからだそうです。
「三つ子の魂百まで」が科学的に証明されたんですね。

確かに、幼い時に与えられた教育は後々に大きな影響を及ぼすということが報告されていますが、 全ての習い事を3歳までに始めるということは中々難しいところです。

ここでは、何歳から習い事を始めればいいのかの目安をご紹介します。

英会話はいつから学ばせたらいい?

ある調査によると、英会話を習い始めた年齢としては、小学1年生の時からという子どもが最も多いようです。
3歳から始めている子は、全体で言えば10分の1程度。

しかし、2020年から小学生の英語が必修化しました。
小学校にあがる前に英語に親しませてあげたいというパパやママも多いのではないでしょうか?

3歳から始めるのは間違い?

ネット上で英語学習について調べてみると、3歳から始めるのは早すぎるという声もチラホラ…。
肝心の英語の成績が上がったわけでもない、むしろ英語が嫌いになったという子どももいます。

しかし、決して悪いことばかりではありません。
どんな習い事も、子ども本人の「続けたい!」という意思が一番大事ですよね。

そう考えると、子どもが興味を持ってからでも遅くはありません。
パパやママと一緒に英語に親しむことから始めるのもいいと思います。

最低限の英語力が身につけば大丈夫

まず、英会話教室に過度な期待を抱くのはやめましょう。
週1回英語を習っているだけでペラペラ喋れるようになるのは正直難しいです。

ただし、ネイティブレベルのスピーキング力が身につかなくても、

  • 発音が綺麗になった
  • リスニングで苦労していない
  • 英語に興味を持つようになった

といったメリットを感じているお子さんは多いです。

スポーツはいつから学ばせたらいい?

子どもの運動能力は、ゴールデンエイジ期と呼ばれる4~12歳頃に決定すると言われています。
したがって、小学3年生までにやりたいスポーツを見つけてあげるくらいで大丈夫です。

ただし、スイミングだけは4歳までに始めさせてあげた方が良いでしょう。
いきなり水泳に通わせるのではなく、水に慣れておくために乳幼児期からママやパパと一緒に親子教室に通っているお子様も多いようです。

スイミング最大の魅力

スイミングは小さいうちから習えるのが魅力的ですが、そればかりではありません。

運動能力の向上だけでなく、

  • 子どもが水を怖がらなくなる
  • 心肺機能が鍛えられる
  • 身体への負担が小さいのに全身運動ができ、バランスの良い筋力が手に入る

などなど、他のスポーツをやらせる上でもメリットしかありません。

「急がば回れ」という言葉があるように、他のスポーツの基礎練習として幼少期のスイミングを選択肢に入れておくのも良いでしょう。

音楽はいつから学ばせたらいい?

音楽の習い事を幼児期(2~5歳)に始めると、絶対音感が培われるのは勿論ですが、脳の発達にもとても役に立ちます。

歌を歌うだけなら1歳からでも始められるのですが、ピアノを習うとなると色々と大変なことが多く、現実的には3~4歳くらいまで待たなければならないことも。
じっと座っているのが難しいのと、手が小さすぎて鍵盤をうまく叩けないことが要因のようです。

ピアノで学べること

ピアノを弾くとき、両手で違う動きをしなければなりません。
この運指が脳を活性化させる良い刺激になり、他にも集中力や記憶力を鍛えるのにもうってつけです。

現に、習い事としてのピアノは、東大生が子ども時代にやっていた習い事の上位にランクインしています。
これは音楽以外に得られるものが多いことの証ではないでしょうか。

ただし、英語学習やスポーツ以上に自宅の環境を整えてあげる必要があります。
子どもが小さいうちは近所迷惑にならないよう、パパとママの配慮が大切になってくるでしょう。

その他の習い事はいつから学ばせたらいい?

語学・スポーツ・音楽。
この3つが主流な習い事ですが、他にも注目しておきたいものがあるのでご紹介します。
似ているようで違う特徴があることを覚えておきましょう。

親世代が教えにくい?プログラミング学習

英語が小学校で必修化しますが、プログラミング教育も同じく必修化することをご存知でしょうか?
いま最も注目を集めている習い事かもしれません。

IT化の波に取り残されない技術者を育てること、論理的な思考力を身につけることが主な目的なようです。
幼児向けのプログラミング教材もありますが、本格的に取り組むとなると小学校中学年~高学年が理想的でしょう。

定番の習い事・家庭教師

昔の家庭教師といえば受験を控えた中学生や高校生向けの習い事でしたが、最近では中学受験を目指す小学生向けの家庭教師も存在します。 中学受験を考えているなら小学3年生の後期から、遅くとも5年生ぐらいには始めておきたいところです。

対象年齢ごとに異なる通信教育の種類

幼児向けの小学校準備のカリキュラムもあるので、お子さんの興味ややる気に応じて始めることができます。
また、こちらも中学受験を考えて始めるようであれば、小学4年生にあがるくらいから始めておきましょう。

習い事次第で適正年齢が変わる

一概に「何歳までに必ず始めなければならない」ということはありません。
子どもがやりたがっているときに一緒に考えるのが一番の適齢期かもしれませんね。

習い事の特性や子どもの性格などをよく考えて、お子さんにあったものを見極めてあげましょう。
「こんな習い事があるんだ」「うちの子にはこんなのが合うかな」「この遊びが好き、得意」など日頃からお子様を観察して検討しておくと良いかもしれません。

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