家庭教師の効果を最大にするためにできる上手な活用法を5つご紹介しています。現在家庭教師を雇っているけど結果が出ないというご家庭や、これから利用しようと考えているご家庭は、ひご一読ください。
オンライン・オフラインに限らず、家庭教師を雇う際には、決して安くはない大きなお金を投資することになります。
担当の講師が東大生やプロ講師であれば、1時間あたり6,000~9,000円といった授業料を支払うこともあるでしょう。
また、家庭教師を雇う目的は「志望校への合格」や「苦手教科の克服」など様々で、各々のゴールを達成できなければわざわざ講師を雇う意味がありません。
そこで当記事では、家庭教師を上手に活用するコツを以下の5つに絞ってご紹介していきます。
すでに家庭教師を利用している方も、いま利用を検討している方も、ぜひ参考にしていただければと思っています。
まずは家庭教師サービスの入会時に、「どういった目的で家庭教師を雇おうと考えているのか」をハッキリ伝えるようにしましょう。
どんな理由であれ、期待するような学習指導を受けるためには、家庭と講師の双方が同じ方向に進む必要があります。
また、それぞれの講師にも得意・不得意があり、ある講師は難関の受験指導が得意かもしれません。
あるいは、別の講師は勉強が嫌いな子どもを鼓舞して勉強させるのが上手かもしれません。
お子さんの状況にピッタリの講師を選んでもらえるよう、家庭教師の利用目的を明確に伝えるようにしてください。
家庭教師を利用し始めたら、お子さんの声に耳を傾けてみてください。
「授業が楽しい」「分からなかったところが分かるようになってきた」と言っているなら大丈夫です。
しかし、何らかの理由で授業を楽しんでいない、もしくは、成績が伸びる気配がない場合には、講師の変更をぜひ検討しましょう。
お子さんと講師の相性があまり良くないと、指導の結果もなかなかついてきません。
時間とお金を無駄にしてしまわないように、できるだけ早く変更してもらうようにしてください。
多くのサービスでは、無料で講師を変更してもらえますよ。
家庭教師を利用するメリットは、教科の内容を教えてもらえるだけではありません。
高学歴の講師が多い家庭教師からはぜひ、「勉強のやり方」も学び取りましょう。
難関大学に合格した過去を持つ講師たちは、学生時代に様々な勉強法を試しながら学力を高めてきました。
英単語や古文単語などを効率良く習得する方法や、ノートを上手に取る方法など、経験に基づいたアドバイスを積極的にもらいにいきましょう。
また、自分が日々行っている勉強が正しい結果に導いてくれるのか、講師に検証してもらうのもおすすめ。
自らの学習スタイルを客観的な視点で見ることはとても大切ですよ。
家庭教師を利用した学習の場合、授業を受けるだけでは効果は表れません。
授業外でまったく勉強しない、もしくは、授業で取り組んだことを振り返らないのは、非常にもったいないことです。
また、英語や国語の長文読解を取り扱う授業の場合は、事前の予習があって授業が成り立つケースも多いです。
家庭教師の授業を中心とした「予習・復習」のサイクルを上手く回した学習を心がけましょう。
家庭教師の授業は学校や塾とは違い、講師を独り占めできるマンツーマンで行われるため、生徒の理解度に合わせた授業を進めやすいのが強みです。
したがって、分かるところは「分かる!」、分からないところは「分からない!」と講師にハッキリと伝えましょう。
自分が得意な内容を「簡単だなー」と思いながら受けていたら時間の無駄なので、すぐに指摘して別の内容に移ってもらうのが得策です。
また、いまいち理解があやふやな部分に関しては、納得できるまで徹底的に質問して苦手を潰しましょう。