有名なプログラミング教材であるScratch以外にも、プログラミング学習ができる無料の教材やWebサイトがたくさんあります。小さい子ども向けのViscuit、ScratchJrなど、お子さんの年齢や性格に合わせて選んでみましょう。
お子さんがプログラミングを学習する手段として、プログラミング教室に通ったり、オンラインスクールで授業を受けたりする以外にも、学習サイトやアプリを利用してみるのも有効な手段です。
アプリでプログラミング学習を始めるなら、App StoreやGoogle Playストアで探してみましょう。
学習サイトであれば、調べてみるとインターネット上で色々と見つかるはずです。
こちらの記事では、お子さんにおすすめの学習サイト・アプリを紹介しています。
お子さんにプログラミングを学ばせようと考えているご家庭はぜひチェックしてみてください。
子ども向けの定番プログラミング学習といえばScratch。
対象年齢は8~16歳。
無料のアプリはもちろんですが、パソコンのブラウザ上でも簡単に始められる気軽さが売りです。
Scratch公式サイトの『作る』をクリックするだけで、Scratchの画面が現れます。
「初めてで操作がわからない!」という方でも、とりあえずブロックを組み立てて実行するだけでプログラミング体験ができる優れものです!
親子で相談し合いながら、試行錯誤してみるのも楽しいかもしれませんね。
とにかく色んなブロックを置いたり組み合わせたりして、どんな動きをするか見てみるのもオススメです。
「Scratchでもちょっと難しい…」という小さなお子さん向けに開発されたのがScratchJrです。
対象年齢は5~7歳。
Scratchはマルチデバイス対応ですが、ScratchJrにはブラウザ版はなくアプリ版のみとなっているので注意してください。
本家Scratchと異なる点は、ブロックを縦でなく横に置いていく点や、イラストがより小さな子どもに向けたものに変わっている点です。
まずはこちらをインストールしてみて、簡単すぎるようであればScratchへ移行しましょう。
ScratchJrでも難しいと感じる場合は、次に紹介するViscuitも検討してみてください。
Scratchと同じく、ブラウザやアプリで学べる小さい子ども向けのプログラミング学習教材がViscuitです。
対象年齢が3~4歳からとなっており、ScratchJrよりもかなりやさしい難易度だといえます。
文字を入力するようなことは一切なく、自由にイラストを描いて、そのイラストを動かすることができます。
特徴として「メガネ」という概念があり、このメガネを使ってどう動くのかの命令を出します。
直感的で分かりやすいインターフェイスですが、大きいお子さんにとってはちょっと退屈に思うかもしれません。
未就学児に体験させるにはもってこいでしょう。
codeSparkアカデミー:キッズコードは、ゲーム感覚でプログラミング学習ができるアプリです。
対象年齢は4~9歳。
デフォルメされた可愛らしいキャラクターが用意されているので、お子さんも遊び感覚で学べるかもしれません!
アプリ自体は完全無料ではありませんが、無料ですべての機能が体験できる期間が定められています。
気に入ったら購入するくらいの心構えで問題ありません。
プログラミングゼミは、Scratchによく似たビジュアルプログラミング教材です。
対象年齢は6歳以上。
この教材は国内の大手IT企業であるDeNAが開発しているので、海外産の教材と比べて日本語のサポートが万全です。
チュートリアルが充実しているため、個人学習にも向いています!
Progateといえば、国内のプログラミング学習サイトの最大手といっても過言でありません。
メジャー、マイナーを問わず色んな言語を学ぶことが可能です!
かなり実践的な勉強ができますが、その代わり子どもには難しすぎる可能性が…。
中学・高校へ進学したお子さんの「プログラミングを極めたい!」という思いに応えてくれるでしょう。
これは上級者向けですが、テキストエディタを使ってコーディングするのも効果的な学習です。
基礎的なことができていないとかなり難しいですが、自由にものづくりをしたいお子さんにはオススメできるかもしれません。
わからないところがあればネットを利用して解決してみましょう。
調べ物をすることも立派な学習の一部ですよ!
人から指示されるのが苦手なお子さんにも有効です。