習い事をさせるならお子様の成績アップに繋がったり、頭に良い影響を与えられたりする習い事をさせたいものです。お子様の頭を良くしたいと考えるなら、脳に刺激を与えて発達を促進してくれる習い事が効果的と言われています。以下でご紹介する習い事を検討してみてください。
「学校でいい成績を取ってほしい」「レベルの高い大学に入ってほしい」
親が子どもにこのような思いを持つのは当たり前のことです。
継続していたら自然と頭が良くなる。
そんな習い事があればぜひ子どもに習わせたいですよね。
当ページでは、「指先」と「有酸素運動」という2つの視点から「子どもの頭が良くなる習い事」を見ていきたいと思います。
どんな習い事が頭に良いのかを考える上で、「指先を使うかどうか」は1つの大事なポイントです。
昔から「積み木」や「お絵かき」といった指先を動かす遊びは、子どもの脳の発達に良いと言われてきました。
また、子どもではありませんが、高齢者の方の認知症予防にも、指の運動は効果があるともよく耳にしますよね。
これまでの数々の研究によって、指先を動かすことには次のような効果があることがわかっています。
・神経を発達させる
・脳への血流を増やす
・集中力を高める
では、指先を使って頭が良くなる習い事として、どのようなものが挙げられるでしょうか?
指先を最も器用に使う必要のある定番の習い事は「ピアノ」ではないでしょうか?
利き手のみならず、両の手の親指から小指まで、すべての指をリズミカルに動かさなければいけない楽器です。
東京大学に通う学生の半数以上は子ども時代にピアノを習っていたという調査結果からも、この習い事が頭に良いという話に納得いただけるのではないかと思います。
お子さんが5歳くらいになったらピアノを習わせたいというご家庭は、1~2歳の頃からおもちゃの小さなピアノで遊ばせておくとよいでしょう。
身の回りのもののIT化が進み、最近ではあまり見ることがなくなった「そろばん」も、指先を細かく、かつ、素早く動かして計算を行う習い事です。
指先を動かすことによって脳に良い影響があるのはもちろんですが、スピードと正確さがともなった計算力を身につけることができます。
算数や数学は、学年が上がっていくにつれて重要度がUPするため、この教科が得意かどうかが最終的にどのレベルの大学に入学できるかを左右すると言っても過言ではありません。
小さい頃にそろばんを習っていた東大生の多くも、そろばんが自身の学力向上に活きたと実感しているようです。
こちらは意外かもしれませんが、有酸素運動を中心とした運動が脳に良い影響を与えることが、現在までにかなりの数の研究で示唆されてきました。
米ハーバード大学医学部の先生が書いた『脳を鍛えるには運動しかない!』では、運動と脳の関係がわかりやすく説明されており、「若干キツめの有酸素運動が、脳の成長を促進してくれる」ことが示されています。
具体的な研究結果の例を挙げると、アメリカのとある実験校では、1時間目の授業前にランニングを中心とした体育を導入して一定期間継続したら、運動直後に学ぶ1時間目の教科の成績が顕著に上がったようです。
では、有酸素運動ができるおすすめの習い事には、どのようなものがあるでしょうか?
水泳は、東大生が子どもの頃に習っていた習い事の1位で、実に6~7割の学生が習っていた経験があります。
スピードを競う場合には無酸素運動になってしまうこともありますが、基本的には有酸素運動として行え、また、適度な強度も感じられるので非常におすすめの習い事です。
空間認知能力や集中力がUPするという研究結果もあり、これらが高まることで算数・数学の図形問題が得意になるメリットもありますよ。
バスケットボールも、有酸素運動と無酸素運動の両側面を持ちますが、他の球技と比べてもかなり体力のいるスポーツです。
皆さんの学生時代を振り返っても、長距離走大会などではバスケ部の人らがTOPを独占していなかったでしょうか?
ミニバスケットボールのクラブがあるように、小さい子どもでも比較的始めやすい習い事かと思います。
体力がつくだけでなく、適度な筋力も身につけることができるのでおすすめです。