子供時代に塾に通ったりスポーツチームに入ったりしたことがある親御さんはいても、プログラミングを習ったことがある方はそう多くないことでしょう。新しい時代の習い事を子どもにさせる上での心構えや気をつけておきたいポイントなどを押さえておきましょう。
プログラミングを習わせようと決意したものの、子どもの疑問に答えられるのか戦々恐々としているパパやママも多いはず。
子ども向けのレッスンだと、Minecraftといったゲームを使用しているカリキュラムもあるので、ちゃんと勉強できているのか遊んでいるのか・・・。
一見すると分かりにくいからこそ、子どもの様子には気を配っておきたいものですね。
子どもにプログラミングを学ばせる場合、どのようなことに気をつけた方がいいのか確認していきましょう!
子ども向けのカリキュラムですが、中には大人がキャリアアップのために学ぶような言語を扱っているところもあります。
大人でも苦戦するようなプログラミング言語から手をつけるのはあまりオススメできません。
確かに、児童向けとしてよく使われている「Scratch」という言語は、従来のプログラミングのイメージから少しかけ離れているかもしれません。
ただ、プログラミングの仕組みを学ぶのに最適な教材だからこそ、現在でも幅広い支持を得ています。
子どもがプログラミングに対する興味を失っては元も子もありません。 Scratchをやり尽くし、もっと本格的に勉強したいと思った時にステップアップしても遅くはありません。
プログラミングのレッスンでは、パソコンやタブレットにずっと向かい合うことになります。
親が分からないことを逆手に取って、こっそり遊んでいるかも・・・。
特に、MinecraftベースのScratchだと無意識のうちに遊びに移行している可能性があります。
パソコンなら制限つきの子どもアカウントでログインさせるなどの対策を取っておきましょう。
邪魔をしない程度に様子を見るのも有効的ですね。
パパやママも一緒になってプログラミングを覚える必要はありません。
ただ、何をやっているか理解できなくても、子どもに寄り添って考えてあげるくらいならできるはずです。
特にHTML、JavaScriptなどの実践的な言語の場合、英単語で詰まってしまう可能性があります。
調べ物の手伝いもできる限り付き合ってあげましょう。
子どもによっては、静かな方が集中できたり、逆ににぎやかな方が集中できたりします。
自分たちや近所に差し支えない範囲で、学習に最適な環境を整えてあげましょう。
また、集中しているときにむやみに声をかけるのも止めましょう。
時間のメリハリはとても大事ですが、そもそもそういった話はちゃんとした機会を設けて話し合う問題です。
「今日はどんなことを教えてもらったの?」「どこまで進んだ?」「何をつくった?」
子どものモチベーション維持も兼ねて、何をやっているのかを常日頃から気にかけてあげましょう。
もし講師がいるレッスンであれば、連絡を取り合うことも大切ですよ。
プログラミングのことであれば、レッスンの内容以外にも、パパやママの疑問に答えてくれるはずです。