当てはまったらすぐに始めよう!通信教育を利用すべき子の特徴4選

お家で学べる子どもの習い事

通信教育が必要なのはどのような子どもでしょうか?

通信教育は家庭学習のお供にピッタリですが、誰もが利用すべきというわけではありません。たとえば、学習習慣がすでに身についている子どもには、利用するメリットがあまりなさそうです。反対に、学習習慣のない子どもは通信教育を通じて学習習慣の定着が期待できるでしょう。

通信教育はどんな子どもが利用すべきか?

通信教育に取り組む親子

通信教育は自宅でコツコツ勉強に取り組めるので、小中学生の習い事の1つとして非常におすすめです。
しかし、なかには通信教育を利用する必要がなさそうなお子さんもいらっしゃいます。

そこで当記事では「どのような子どもが通信教育を利用すべきなのか」を解説しました。

子どもに通信教育を始めさせようか検討中のご家庭はぜひご覧ください。

① 学習習慣が身についていない子ども

お子さんが学校から帰ってきて、家で勉強する習慣が身についていないなーと感じるなら、通信教育を始める価値は大アリです!

学習習慣のある子どもは、学校の成績が心配するほど悪くなることはありません。

また、将来社会人になったとき、仕事で必要なことを勉強する際にも、当たり前のごとく自己研鑽することができるでしょう。

逆に言うと、親が何も言わずとも、自分から進んで宿題や授業の復習をやるような子どもの場合、通信教育はあまり必要ではないかもしれません。

小学校低学年の時期だけでも受講したい

通信教育に取り組む小学校低学年の女の子

自ら勉強を行う「学習習慣」は、できるだけ子どもが小さいうちに身につけさせたいもの。

子育てや中学受験を専門とする教育家の小川大介さんも、「低学年のうちは先取り学習をする必要はなく、一番大切なのは学習習慣を身につけること」だと言われています。

もちろん、親が無理やり教材を与えて勉強を促すのはあまり良くありませんが、例えば、一緒に机に向かって勉強に取り組む時間を毎日15分ずつ作るだけでも良いでしょう。

その観点からも、毎日少しずつ進められる通信教育は、学習習慣がまだ定着していないお子さんにとてもおすすめなんですよ。

② 学校の授業についていけていない子ども

学校のテストで全然点数が取れていないという子どもにも通信教育はおすすめできます。
なぜなら、たいていの通信教育は、学校の授業の予習・復習が目的に設計されているからです。

なにも教材がない状況だと、どのように復習すればよいのか分からなくなりますが、通信教育を取っていれば、学校のカリキュラムに沿った学習を継続できるので安心です。

また、算数のような積み上げ型の教科が苦手というケースでは、早急に対処したほうが良いでしょう。

小学校低学年の頃から一つひとつの単元を確実に理解しておかないと、高学年や中学校に上がったときにかなり苦労してしまいます。

算数に関しては学校のテストで90点に届かないなら、通信教育を始めてみる価値ありです。

不登校で休みがちな場合にもおすすめ

学校の授業の予習・復習という側面から、何らかの理由で不登校気味なお子さんにも、通信教育をおすすめできます。

休んでしまった授業に関しては、通信教育を使って家で少しでも勉強するようにしておけば、学校に登校した際に、授業に全然ついていけないという状況を防げるでしょう。

③ 勉強があまり好きではない子ども

勉強が好きではない(嫌い)というお子さんには、通信教育をキッカケに「勉強は楽しい!」と思ってもらえるはず。

大手の通信教育サービスは、人気のキャラクターとコラボしたり、ゲーム的な要素を取り入れたりして、勉強を楽しく継続できるような工夫を凝らしています。

また、通信教育は塾と異なり、自分のペースで学習を進められるのも魅力の1つ。
周りと比べることなく、自分の中で分かる内容が少しずつ増えると自信が湧いてきて、子どもはもっと勉強したくなるものです。

子どものちょっとした成長を、親がどのように褒めてあげるかも重要な要素となるでしょう。

最近はタブレット型の通信教育が良い

タブレット型通信教育で勉強する子ども

「とりあえず勉強を楽しんでもらいたい」という観点では、最近増えてきたタブレット型の通信教育もおすすめです。

紙の教材と比べるともの足りない部分もありますが、勉強があまり好きではない子どもにとっては、タブレット教材の方が取り組みやすいのは明確でしょう。

勉強すること自体に慣れるまではタブレットの通信教育を与えるという選択肢も考えてみてはいかがでしょうか?

④ もっと勉強したいと言う子ども

学校の授業に十分ついていけている子どもは、基本的には通信教育を利用する必要はないと思っていますが、お子さんがもっと勉強したいと願っている場合は別です。

  • 学校の授業が簡単すぎて、宿題だけでは物足りない
  • 上の学年の勉強を先取りしたい
  • 中学受験に少し興味がある

このように考えるお子さんの場合は、ぜひ通信教育を契約してあげてください。

学年をまたいで学習できる通信教育や、発展問題を多く取り扱う通信教育など、上級者向けのサービスは意外と見つかります。

塾や家庭教師などの選択肢もありますが、これらは金額が跳ね上がりますので、まずは通信教育をやらせてみて、それでも物足りないという場合に検討するとよいでしょう。

子どもの勉強に対する欲求は叶えてあげよう

「もっと勉強したい」という好奇心を持つ子どもの願いには寄り添ってあげましょう。

通信教育はそのための方法の1つに過ぎないので、他に市販の教材や本を買ってあげるのも良いと思います。

進路や学校選びに関しても、お子さんの考えをよく聞いてあげて、一緒に決めてあげるのがおすすめです。

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